ビビりだけど人にはびびらない一男

一男(長男)
小学校1年生 7歳

一番最初ということもあり、手探り状態で、ことあるごとに心配してビクビクしながら育児したせいか極度のビビりになった。いや、 ただ親に似ただけか。


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1歳~1歳半まで夜泣きが酷かった。夜泣きっていうレベルじゃな く、泣きわめいてた。毎日。
車に乗せると寝てくれるので約半年間夜中のドライブを続け、その期間はまともに寝れる日はなかった。ちなみにその期間は嫁の実家 に居候していたため、夜中のドライブは私、妻、妻両親、一男の最大5人で開催され、運転手はその日調子のいい人が担当した。

 初めて歩いたのは1歳7か月頃だったろうか。ビビりもあって歩き 始めたのは周りより結構遅く、こっちは心配してないが他から心配されたりしていたので、安心したのと嬉しいのとで涙が出た。妻が涙脆いのをいつもからかっている手前、恥ずかしいのでばれないように目をぐわっと開けて涙を揮発させた。

 歩き始めとは打って変わって言葉はものすごく早かった。周りの既に歩ける子が「だだだぁー」とか喃語喋ってるのに、ズリ這いしている(ハイハイは遂にしなかった)うちの子は「おぅっ! パコター(パトカーの意) いたね!」とかもう文にしてた。「(天才かもしれん)俺に似て! 」と思った。
 その才能は2歳頃から遺憾なく発揮され、買い物に行くたびに女子小学生~女子高校生をナンパし始めた。第一声は「 かわいこちゃんたち~何買うのぉ?」
寝る前にまだ母乳を飲んでいるくせにである。
彼は私だけのものだった妻の心を一旦ほとんど奪っていったライバルであるが、この頃から「パパ、ママのおっ〇い しゃわ(さわ)っても いいよ」と言ってくれるおっ〇い仲間となった。

ちなみにその後間もなく妻によりおっ○いにドキンちゃんらしき絵が描かれ、いつものように飲もうとして開けてビックリ、ピタリと飲まなくなった。その代わりなのか感触の似ている腹を触らせろと言うようになった。

 

 とにかく優しい子である。私は短気なので、一男が保育園で友達に 叩かれたと聞くと「いたかったよなぁやり返してもいいぞ?」(よくない) とよく言ったが、その度に「かわいそうだからダメ」 とたしなめられた。この歳で人の気持ちを考えれるのかと感動した 。が、妹の二女(長女)に対してはそういう考えはないらしい。いつも妹を叩いては私に叱られている。まぁ、二女がカアチャン口調で一男に説教(「こら!○○しなさい!あ!おばけきてもしらないから! 」とか)するから腹が立つのはわかる。

 

 見返すと親バカやのろけのようだが、それだけ幸せなんだとうれしく感じる。
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